Installation "Study:大阪関西国際芸術祭 Vol.3 展示作品
アーティスト: 椎乃味醂 × たなか、はるまきごはん、フロクロ、sekai × x0o0x
キュレーター: 佐久間洋司 ""拡張される音楽 Augmented Music"
Photo: HARUKI Yoshiumi

Program

プログラム

第3章 都市とアートの関係性

前回開催の本芸術祭 vol.3では、万博大阪パビリオンディレクターの佐久間洋司氏キュレーションによる「拡張される音楽 Augmented Music」展を開催し、領域をこえて幅広い層に大きな反響がありました。 2025年は、キュレーター・佐久間洋司による「思弁的な音楽 / New Storytelling」展を開催いたします。

「思弁的な音楽 / 物語派」

2023年開催のStudy:大阪関西国際芸術祭 vol.3で「拡張される音楽」(Augmented Music)を手がけた佐久間洋司は「社会に行動変容をもたらす『ストーリーテリング』こそがアートの重要な価値の一つ」というテーマを掲げている。累計5000人が来場し、SNSでも話題になった「拡張される音楽」シリーズに新たな作家を迎えてアップデートする。2025年の本芸術祭ではそのコンセプトを掘り下げ、現代アートとエンターテイメントの両面から「私たちが世界をよりよく変えていくための『ものがたり』」を設計し、大阪の街中から多面的かつ偏在的に働きかけるストーリーテリングを探求する。
キュレーター:佐久間 洋司

4月から公開されている作品はデジタルサイネージです。「思弁的な音楽/物語派」の参加アーティストによる“ここしか見られないショートムービー作品”をルクア大阪館内のサイネージで放映をいたします。
放映内容は期間限定で移ろいでいきます。また「思弁的な音楽/物語派」のアート企画展は2025年9月にルクア大阪で開催を予定しております。

4月「アイノムジカ」(sekai×原口沙輔)

昨年末、「共に在る音楽」にて披露されたsekaiと原口沙輔による「アイノムジカ」の冒頭をサイネージで公開中。
人間がつくった愛(アイ)のある音楽と、AI(アイ)がつくった音楽の存在感の違いに想い馳せてください。

※5月以降のアーティストは順次発表予定

サイネージ公開場所:
ルクア大阪
大阪府大阪市北区梅田3丁目1-3

会期:
2025年4月9日(水) 〜 10月13日(月) ※放映作品は期間で変更

お問い合わせ:
大阪関西国際芸術祭事務局(株式会社アートローグ)
info@artlogue.org
※展覧会について会場へのお問い合わせはご遠慮ください。

会場情報

アーティスト

キュレーター

佐久間洋司氏写真

佐久間洋司

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ 特任研究員
2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会 ディレクター
世界経済フォーラム シェイプニューワールドイニシアティブ 代表
1996年生まれ。大阪大学ではバーチャルビーイングや未来社会デザインの研究に取り組む。2025年大阪・関西万博では大阪ヘルスケアパビリオンのディレクターとして「未来のバーチャルビーイング」を展示予定。大阪大学と科学技術振興機構の共同研究プロジェクトである未来社会デザインに係る調査研究の研究代表者も務める。2021年にはムーンショット型研究開発事業の調査研究でチームリーダーを務めた。現在、大阪商工会議所 未来社会創成委員会 座長、人工知能学会 未来世代学会タスクフォース 委員長、日本SF作家クラブ会員ほか。2022年に日本オープンイノベーション大賞文部科学大臣賞を受賞、2023年にForbes JAPAN 30 UNDER 30に選出。