Artist

アーティスト

奥中章人

日本

INTER-WORLD/Cocooner: Apparent motion of celestial bodies

奥中章人の作品は、空気・水・太陽の関わり合いによって生まれる地球環境に起こる現象を増幅させる柔らかい彫刻です。作家は「人は空気や水や太陽に似ている」と考え、作品を通して私たちと世界との関係性を視覚的・体感的に提示します。 作品名「Cocooner」は俗語で、繭に引きこもる人を連想させます。社会に暗雲が漂う中、奥中は人類全体が人新世という人の業が生み出した繭に囚われているのではないかと問いかけます。 旧態依然とした人間中心主義の繭から脱皮し、より宇宙的な必要存在として人が羽ばたくことを願う作家の思いが込められています。

プロフィール

美術家。1981年京都府⽣まれ、同地在住。あおいおあ/AO Institute of Arts共同代表。⽊津川市⼭城総合⽂化センター体感アート講座主宰。静岡⼤学教育学部を卒業した奥中は、静岡県⽴美術館ならびに知的障害者の社会福祉施設にて美術遊びの講師を務めたのちに近現代の思想を学び美術家となった。国内外の助成を得てフランス・韓国・中国のAIRで⻑期研修を受ける。各地の地域アートで研鑽を積み、体験的な巨⼤作品やワークショップ開発を市民と共に作る美術家として発表している。2024/WHAT MUSEUM《奥中章人「Synesthesia ーアートで交わる五感ー」展》、2023/清流の国ぎふ芸術祭 ArtAwardINTHECUBE《北村明⼦賞・寺内曜⼦賞のW受賞》。

奥中章人 Webサイト
あおいおあ/AO Institute of Arts Webサイト
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クレジット
協賛:
カゴヤ・ジャパン株式会社、山城芸術財団

協力:
住化積水フィルム株式会社、株式会社寺岡製作所、株式会社ホログラムサプライ、木津川市山城総合文化センター アスピアやましろ、あおいおあ

協力者:
Aimo、akira_you、Oscow over the Moon、Yui Kobayashi、トロ、芦田純菜、中室健、成田貴亨、野田春菜、西川元晴、藤木健史、船越鈴賀、山田さつき、山本瑞穂、Mark Daniel Sheehan, NEO Universe、shigeo ozawa、コジマケイタ、髙山舞美、森久瑠美、野口麻希、山田海統、そのほか共創オープンアトリエにて作品制作にご参加下さった皆様

 

プログラム

展示会場