Venue

会場

<ベイエリア>

大阪文化館・天保山
(旧サントリーミュージアム)

「Reshaped Reality」展

−人・命への考察−
世界的建築家・安藤忠雄氏が設計した大阪文化館・天保山(旧サントリー・ミュージアム)を舞台に、ドイツの研究機関 IKA(The Institute for Cultural Exchange)と共に「人間とは何か。」を問いかける「Reshaped Reality」展を開催します。超リアルな身体表現が鑑賞者を錯覚へ誘い、命の輪郭を揺るがします。新たな芸術体験と哲学的視点を喚起し、人間の本質を再考させる本展は、万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」と呼応し、「人・命への考察」を深める契機となります。

ハイパー・リアリスティック彫刻は、人体や身体の一部の形態、輪郭、質感をリアルに表現し鑑賞者を視覚的錯覚に陥らせます。1960年代後半以降、さまざまな現代アーティストが伝統的な技法を駆使し、人体の物理的な実物そっくりの外観に基づく、リアリズムの表現によってもたらされる哲学的な発想や新しい芸術体験に挑戦してきました。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする万博年に、本展で改めて「人間とは何か。」を考察します。各国で高い評価と動員数を誇る本展の日本初開催となります。

会場情報

会期:
2025年4月11日(金) 〜 10月13日(月)
※4月11日(金)・4月12日(土)は開幕特別オープン(ご招待・前売り券お持ちの方は入場可能)

開館時間:
11:00 〜 18:00(最終入場は閉館30分前)
月曜休館日(祝日の場合は翌火曜)
※7月21日(月)・7月22日(火)はオープン

チケット:
入場には展覧会パスポートまたは開幕パスが必要です
チケット情報はこちら >

住所:
大阪府大阪市港区海岸通1丁目5-10

アクセス方法:
・電車
 大阪メトロ中央線「大阪港駅」1番出口より徒歩約5分
・バス
 大阪シティバス「天保山ハーバービレッジ」下車1分
 南海バス「海遊館(天保山)」下車1分
 関西国際空港発 リムジンバス「天保山(海遊館)」下車1分

Webサイト:
https://www.osaka-culturarium-tempozan.com

チーフキュレーター

マキシミリアン・レッチェ氏写真

マキシミリアン・レッチェ(ドイツ)

1984年生まれ。2015年よりドイツ、テュービンゲンの文化交流研究所のディレクターとして、近現代美術分野の国際展の開催に力を注ぐ。アメリカ・ボストンのエマーソン大学、イタリア・ミラノのルイジ・ボッコーニ商業大学で教養と経営学を学んだ後、2011年にライプツィヒ大学、ロンドン・ビジネススクール、ヴロツワフ大学のエラスムス・ムンドゥス・コンソーシアムからグローバル・スタディーズ修士号を授与される。世界各地でハイパーリアリズム彫刻の50年」(オーストラリア・ナショナルギャラリー)、「Back to Paradise」(ウィーン・レオポルド美術館)、「La Bohème, Toulouse-Lautrec and the Masters of Montmartre」(ハレ / ザーレのモリッツブルク美術館)など40以上の展覧会を企画・監修。

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