Curator

キュレーター

第2章:人・命への考察〈大阪文化館・天保山〉

「リシェイプド・リアリティ:ハイパーリアリズム彫刻の50年」 チーフキュレーター
マキシミリアン・レッチェ

マキシミリアン・レッチェプロフィール写真

1984年生まれ。2015年よりドイツ、テュービンゲンの文化交流研究所のディレクターとして、近現代美術分野の国際展の開催に力を注ぐ。アメリカ・ボストンのエマーソン大学、イタリア・ミラノのルイジ・ボッコーニ商業大学で教養と経営学を学んだ後、2011年にライプツィヒ大学、ロンドン・ビジネススクール、ヴロツワフ大学のエラスムス・ムンドゥス・コンソーシアムからグローバル・スタディーズ修士号を授与される。世界各地で「ハイパーリアリズム彫刻の50年」(オーストラリア・ナショナルギャラリー)、「Back to Paradise」(ウィーン・レオポルド美術館)、「La Bohème, Toulouse-Lautrec and the Masters of Montmartre」(ハレ/ザーレのモリッツブルク美術館)など40以上の展覧会を企画・監修。

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第3章:都市とアートの関係性〈大阪キタエリア〉

「思弁的な音楽 / 物語派」キュレーター
佐久間 洋司

佐久間洋司プロフィール写真

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ 特任研究員
2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会 ディレクター
世界経済フォーラム シェイプニューワールドイニシアティブ 代表
1996年生まれ。大阪大学ではバーチャルビーイングや未来社会デザインの研究に取り組む。2025年大阪・関西万博では大阪ヘルスケアパビリオンのディレクターとして「未来のバーチャルビーイング」を展示予定。大阪大学と科学技術振興機構の共同研究プロジェクトである未来社会デザインに係る調査研究の研究代表者も務める。2021年にはムーンショット型研究開発事業の調査研究でチームリーダーを務めた。現在、大阪商工会議所 未来社会創成委員会 座長、人工知能学会 未来世代学会タスクフォース 委員長、日本SF作家クラブ会員ほか。2022年に日本オープンイノベーション大賞文部科学大臣賞を受賞、2023年にForbes JAPAN 30 UNDER 30に選出。

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第4章:変容する街でのアートの可能性〈山王ハモニカ長屋〉

「喫茶あたりや:まえとうしろ、まんなかとすみっこ」キュレーター
プロダクション・ゾミア

プロダクション・ゾミア

山王ハモニカ長屋に新しくオープンする喫茶店兼画廊店のキュレーター、プロダクション・ゾミアは、アーティストやキュレーター、そのほか芸術に関わるアジアの専門家ネットワークとして2021年に結成。 近年の活動に、「水の越境者(ゾーミ)たち -メコン地域の現代アート」(2021年、船場エクセルビル、大阪)を企画。
「ゾミア」とは、東南アジア大陸部(ベトナム、カンボジア、ラオス、 タイ、ミャンマー)及び中国南部の山岳地帯とその地の人々を意味し、オランダの歴史家ウィレム・ファン・シェンデルがチベット語やミャンマー語の「Zomi(高地人)」に因んでそのように定義した(ジェームズ・C・スコット『ゾミアーー脱国家の世界史』)。

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第5章:東西南北、文化の交差する街〈船場エクセルビル〉

「Re: Human ─ 新しい人間の条件」キュレーター
岸本 光大

岸本光大プロフィール画像

1988年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。アートプロジェクトのコーディネーター、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAのキュレーターを経て現職。芸術作品を「生」と不可分なふるまいの痕跡として捉え、自身の作品制作と展覧会企画運営の両面から得た視点や経験を基盤に、現代美術のキュレーションを行う。近年の企画展に、イザドラ・ネヴェス・マルケス展、石原友明展「SELFIES」、「Slow Culture」シリーズなど。

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その他会場:国立民族学博物館

国立民族学博物館の展示キュレーター
仲野 泰生

仲野泰生プロフィール写真

1955年東京に生まれる。1981年横浜国立大学大学院(美術教育学)修了。修論のテーマは「芸術による教育。エデュケーション スルー アート」1994年川崎市岡本太郎美術館準備室を経て、1999年川崎市岡本太郎美術館の学芸員となる。川崎市市民ミュージアムの企画情報室長(2005年、2006年)を経て、2007年から川崎市岡本太郎美術館の学芸課長。2016年3月同美術館を定年退職。メキシコ・ベラクルス大学で「写真家・今道子」展を企画。2017年4月より一般社団法人京都二条国際文化芸術交流会理事長

■主な企画展
開館記念「多面体・岡本太郎―哄笑するダイナミズム」展(1999年)、「岡本太郎と縄文」展(2001年)、「岡本太郎とメキシコ-熱いまなざし」展(2002年)、生誕100年「人間・岡本太郎」展(2011年)、「記憶の島―岡本太郎と宮本常一が撮った日本」展(2012年)、「岡本太郎とアール・ブリュット―生の芸術の地平へ」展(2014年)「竹田鎭三郎―メキシコに架けたアートの橋、岡本太郎《明日の神話》を支えた画家」展(2015年)など展覧会を多数企画。岡本太郎の思想、生き方に強く影響を受ける。

■主な著作
『美術鑑賞宣言』編集・著(2003年 日本文教出版)
『アートエデュケーション思考』共著(2016年 学術研究出版)
『今、ミュージアムにできること』共著(2019年 学術研究出版)
『シン・岡本太郎論 元川崎市岡本太郎美術館学芸員からの提言』(2024年 学術研究出版) 他多数

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