Venue
会場
<船場エリア>
カッシーナ・イクスシー大阪店
会場情報
住所:
大阪市中央区南船場 4-2-4 日本生命御堂筋ビル 1・2F
会期:
12月11日~23日
営業時間:
11:00~18:00
定休日:
⽔曜⽇ (祝⽇の場合は営業)
Webサイト:
https://www.cassina-ixc.jp/shop/pages/cassina_osaka.aspx
店舗紹介:
イタリアモダンファニチャーのリーディングブランド Cassinaを中心に、オリジナルブランドIXCなど多彩なラインナップを取り揃え、生活雑貨やアート、カーテン、ラグなどのインテリア周辺アイテムを国内外からセレクト。2Fのメインスペースに展開するコーディネートルームでは、キッチンを含むリビング・ダイニング、ベッドルームまで理想のライフスタイルを表現しています。 キッチンはドイツのプレミアムブランド SieMaticの「CLASSIC」コレクションをラインナップ。圧倒的なスケールでその世界観を体感していただけます。
展⽰作家・作品紹介
森山大道|Daido MORIYAMA
1938 年大阪府池田市生まれ。デザイナーから転身し、岩宮武二、細江英公の助手を経て、1964年にフリーの写真家として活動を始める。1967年『カメラ毎日』に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで日本写真批評家協会新人賞を受賞。
サンフランシスコ近代美術館(1999年・メトロポリタン美術館、ジャパンソサイエティー(ニューヨーク)巡回)、国立国際美術館(2011年)、テートモダン(ロンドン)で行われたウィリアム・クラインとの合同展(2012~13年)他、国内外で大規模な展覧会が開催されている。2022年より、個展「Institute Moreira Salles, Sao Paulo」がヨーロッパ各地を巡回中。

Kura chan

大阪風景
ティファニー・ブエル|Tiffany BOUELLE

フランスと日本にルーツを持ち、パリを拠点に活動するアーティスト。
初期の抽象表現を経て、現在は植物や動物、そして夢幻的な世界を探求している。毎年夏に書家であった 祖父のもとで育まれた所作は、彼女の絵画に深く刻まれ、伝統を現代的かつ工業的な手法で再解釈してい る。共感覚を持つ彼女は、音に形と色を知覚し、それをキャンバスへと映し出す。
2025 年、アルツハイマー病でフランス人の祖母を亡くしたことを契機に、時間と記憶、さらに現代の消費 の影響について思索を深める。シリーズ《We don’ t remember our lives before the age of four》では、 幼少期を過ごした佐賀で彼女を取り巻いていた絶滅した昆虫の幻影や、埃をまとった段ボールの山々が現 れる。その色彩は燃え立つように鮮烈で、フランス オーブッソンのタペストリーやイタリア宗教美術を想起させる。現在は 2010 年以降に日本を襲った自然災害と気候変動に関するリサーチを進めている。
2018 年、メゾン・モワナ(LVMH)とのコラボレーションで注目を集め、翌年には Asia Now に出展。 2020 年にはパリ造幣局や工芸博物館でのグループ展に参加。2025 年にはエルメスの店舗として最大規模 であるパリセーブルバビロン店のウィンドウディスプレイの空間構成を手掛けた。
ブエルの作品は、2025 年現在フランス、イギリス、パキスタン、香港、日本で発表されている。