Venue
会場
<船場エリア>
アルフレックス⼤阪
会場情報
住所:
⼤阪市中央区南船場 4-2-11 6F
会期:
12月11日~23日
営業時間:
11:00~18:00
定休日:
⽔曜・祝⽇ (祝⽇が⼟⽇の場合は営業)
Webサイト:
https://www.arflex.co.jp/shop/osaka.html
御堂筋を臨むビルの上層階にある、サロンのようなプライベート感を楽しめる〈アルフレックス⼤阪〉。6Fは格⼦状のパーティションで店内をゆるやかに区切り、リビング、ダイニング、ベッドルームなどリアリティのあるコーディネートを展開。理想のお住まいへのイメージを膨らませながら、ゆっくりと家具選びをお楽しみください。また7FはReStore(リストア)フロアとして、お求めやすい価格のアウトレット家具や、端切れで作ったサステナブルな⼩物の販売、家具メンテナンスの紹介ブースなど、より気軽にお楽しみいただけるコンテンツをご⽤意しています。
展⽰作家・作品紹介

ティファニー・ブエル|Tiffany BOUELLE
フランスと日本にルーツを持ち、パリを拠点に活動するアーティスト。
初期の抽象表現を経て、現在は植物や動物、そして夢幻的な世界を探求している。毎年夏に書家であった 祖父のもとで育まれた所作は、彼女の絵画に深く刻まれ、伝統を現代的かつ工業的な手法で再解釈してい る。共感覚を持つ彼女は、音に形と色を知覚し、それをキャンバスへと映し出す。
2025 年、アルツハイマー病でフランス人の祖母を亡くしたことを契機に、時間と記憶、さらに現代の消費 の影響について思索を深める。シリーズ《We don’ t remember our lives before the age of four》では、 幼少期を過ごした佐賀で彼女を取り巻いていた絶滅した昆虫の幻影や、埃をまとった段ボールの山々が現 れる。その色彩は燃え立つように鮮烈で、フランス オーブッソンのタペストリーやイタリア宗教美術を想起させる。現在は 2010 年以降に日本を襲った自然災害と気候変動に関するリサーチを進めている。
2018 年、メゾン・モワナ(LVMH)とのコラボレーションで注目を集め、翌年には Asia Now に出展。 2020 年にはパリ造幣局や工芸博物館でのグループ展に参加。2025 年にはエルメスの店舗として最大規模 であるパリセーブルバビロン店のウィンドウディスプレイの空間構成を手掛けた。
ブエルの作品は、2025 年現在フランス、イギリス、パキスタン、香港、日本で発表されている。

田中健太郎| Kentarou Tanaka
繊細なレイヤーと静寂の中に漂う哀愁を特徴とし、凛とした動植物たちを描き出す。 1977年 滋賀県生まれ、現在関東を拠点に活動 1999年 名古屋造形芸術大学卒業
〈近年の主な展覧会〉
2025年「鈴と囀り」二人展(gallery kasper 、銀座三越ギャラリー・東京)
2025年「ピュシスとロゴス、この世界は」三人展(node hotel・京都)
2024年「日毎」個展(Lurf MUSEUM・東京)

花房紗也香| Sayaka Hanahfusa
「内と外」の関係性を室内と室外に置き換え、窓や鏡、画中画のような「フレーム」を手がかりに絵画作品を描く。
ロンドン生まれ、現在岡山を拠点に活動
2012年 多摩美術大学絵画科油画専攻 卒業
2014年 多摩美術大学大学院絵画科油画専攻 修了
〈近年の主な展覧会〉
2013年 「VOCA展 現代絵画の展望」(上野の森美術館・東京) 最年少で大賞を受賞。
2021年 「窓枠を超えて」個展(奈義町現代美術館・岡山)
「自動と構成」グループ展 (ポーラミュージアムアネックス・東京)

タイトル:inside and out ide –flower- サイズ: 160×100cm 素材:油彩、アクリル、布、制作年:2025年
萩野真輝| Hagino Masaki
主観的認識をキーワードに、脳科学、哲学を研究に取り入れ「絵画作品と人間の知覚の関係性」をコンセプトに多層遠近法による制作を続ける。
愛知県生まれ、現在三重を拠点に活動。
2011 年 名古屋市立大学芸術工学部
2019 年 ブルクギービヒェンシュタイン美術大学(ドイツ)ディプロマ課程修了
〈近年の主な展覧会〉
2025年「内側に潜む」個展(aaploit・東京)
2024年 「Deconstruction of painting」個展(Ken Fine Art・日本)
2023年 「Es weilt im Inneren」個展(Eko-Haus・デュッセルドルフ、ドイツ)

"A study of the relationship between subjectivity, time and memory LI", 2024
Mixed media with beeswax on canvas 58 x 72 cm
藤本純輝| Astuki Fujimoto
キャンバスを切り開き、物理的な遠近を持つ絵画を制作。草花や自然物をモチーフに、やわらかな陽光や空気が流れる情景、気配の追体験を創出する。
三重生まれ、現在京都を拠点に活動。
2021年京都芸術大学芸術研究科修士課程修了
〈近年の主な展覧会〉
2025年 「トリやチョウやミツバチや」個展、(COHJU gallery ・京都)
2024 年「庭と花瓶」個展、(JBIG meets Art gallery ・東京)
2023 年「湖畔の城」個展、(ART GALLERY UMEDA ・大阪)

Garden_Flower Garden (02) 2025 H1120×W1455 mm Oil on linen, cotton