建畠晢氏のコラム「国際展と多文化主義」を公開しました
建畠晢氏(美術評論家・詩人)のコラム「国際展と多文化主義」を公開しました。
「Study」の解釈や西成エリアの会場を中心について書かれたコラムです。ぜひご一読ください。

大阪・関西万博の会場内で展示されているパブリックアート作品
檜皮一彦《HIWADROME: type_ark_spec2》
建畠 晢
(美術評論家・詩人)
大大阪という言葉がある。大正期末に周縁町村を編入し、人口二百万を超えて東京をしのぐ大都市になった時期にそういう通称が生まれたらしい。戦後、1964年の東海道新幹線の開通以降は東京一極集中が進行し70年の大阪万博を除けば往時の勢いが見られなくしまったが、今回の大阪・関西万博は、予想を上回る観客を動員しているようだから、久方ぶりに大大阪の存在感を示したといえそうである。
さて大阪関西国際芸術祭の会場は、その万博会場を中心に11か所に分かれて開催されている。急いで見てまわっても丸2日はかかる規模であって……
建畠晢氏のコラム「国際展と多文化主義」
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