EXPO2025 Pavilion
大阪・関西万博 ナショナルパビリオンでアートを楽しむ
モナコ公国
Take Care of Wonder
人は驚嘆させてくれたものを愛し、そして自分が愛するものを守ろうとする-ジャック=イヴ・クストー
モナコパビリオンは「Take Care of Wonder」をテーマに掲げ、モナコ公国の美しさを紹介しながら、パビリオンでの没入型体験や庭園を通じて、来館者に環境への意識を高めてもらうことを目指しています。
初めて海に飛び込んだ時の感覚。流体で彩られた変幻自在の海底の美しさの中に生命に満ち溢れた世界を発見した、あの感動を想像してみてください。 モナコパビリオンはこの暗くも魅惑的な海底世界の探検に来館者を誘います。高天井に覆われた息をのむような円筒形の空間に、来館者はまるで大聖堂にいるかのようにその天井を見上げ、不思議な旅へと旅立つことになります。
そこでは、神秘的な生態系と水中世界の象徴的な造形を連想させる光り輝く生命体の森に入り込み、深海の奥深くまで潜っていくような感覚に包まれます。それは単なる海への旅にとどまらず、地球上で最もかけがえのない環境を守り、大切にしようという呼びかけでもあるのです。
また、今までにない体験が庭園を散策する来館者を待っています。モナコ国内の複数の庭園からインスピレーションを受けたこの庭園は、モナコ公国の自然に対する配慮や関心を映し出すものであり、来館者はこの直感の散歩を通してモナコの国境を越えた環境保全活動を垣間見ることができます。
美と持続可能性を調和したモナコパビリオンの旅は、自然を慈しむことは自分自身を慈しむことであり、この地球の脆く壊れやすい自然を守ることで、私たち自身が人類の存続に貢献していることを来館者に訴えかけます。