【8月12日(火)】西成エリア「喫茶あたりや」レジデンスプログラム開始/喫茶あたりや2階 展示替えのお知らせ

8/12(火)から、ベトナムを拠点に活動するアーティスト、リン・サン(Linh San)が西成エリアでのレジデンスを開始いたします。
喫茶あたりやでのサイトスペシフィックな滞在制作に加え、地元コミュニティとの共同での取り組みなど、本芸術祭終了までの約2か月にわたって西成エリアでの活動を展開いたします。滞在中はトークイベントや映像上映、オープンスタジオなど、滞在中に様々なプログラムを展開する予定です。
【8/13(水)・14(木) 喫茶あたりや2階 展示替えのお知らせ】
リン・サンの滞在開始に伴い、8/13(水)・14(木)は喫茶あたりや2階は展示替えのため入場不可となります。
1Fの喫茶エリア、および1F展示スペースは無料でご覧いただけます。
現在2階で展示中のウー・チーユの映像作品《セルロイドの物語―「テラ・ヌリウス」の情報 第4章》を含めた展示空間をご覧になりたい方は、ぜひこの連休の機会をお見逃しなく!
なお、リン・サンのレジデンスにおける最初の関連イベントとしてトークイベントを8/24(日)に開催いたします。是非ご来場ください。

日時:8/24(日) 16:30〜18:00
会場:「喫茶あたりや」隣、NPO法人山王エックス事務所(山王ハモニカ長屋)
https://maps.app.goo.gl/S8hoFgNu4HniXqw56
料金:入場無料
定員:15名 (事前予約制)
*日英の逐次通訳有り
下記フォームよりご予約ください。
https://forms.gle/kZzqvWyTg4sXN7mr6
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リン・サン | Linh San
ベトナムを拠点とする領域横断型のアーティスト。ハノイ教育大学で文学の学士号を取得し、詩、映像、陶芸など多岐にわたる表現を手がける。彼女の作品では、日常における詩的で素朴で思索的な瞬間が描かれている。
リンの文学作品は散文詩の形をとることが多く、思考やイメージが絶え間なく流れ、想像力によって物語や感情と結びつく彼女の思考を反映している。彼女の詩は The Margins、Poetry Translation Centre、およびさまざまな作品集に掲載されている。また、短編映画はハノイ・ドイツ文化センター、タイグエン大学、インドネシア国立博物館などで上映されている。2022年、ハノイの Á Space にて初の個展“no longer holding a cloud”を開催。陶芸の分野では、素材との対話を通じて、伝統的な様式にとらわれず表現の枠を広げようと探求している。彼女の陶芸作品では、粘土の可能性を探り、異なる素材との融合を試みるとともに、技術と素材が変化していく様子にも着目している。2023年には、新進アーティストとして“Prince Claus Seed Awards”を受賞。
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